毎日のメイクで「顔の平坦さが気になる」「夕方になると顔全体がどんよりくすんで見える」といったお悩みを抱えていませんか。そんなベースメイクの悩みを一気に解決し、顔立ちに自然な立体感とみずみずしい輝きをもたらしてくれるのが「ハイライト」の存在です。近年は、ナチュラルな素肌感を活かしつつ、内側から発光しているような上品なツヤを演出するメイクアプローチがトレンドの主流となっています。
本記事では、メイクにおけるハイライトの基本的な役割から、顔型やパーツに応じた正しい入れ方、ベースメイクを崩さない絶妙な順番、そして初心者でも失敗しないコスメの選び方まで、プロの視点から徹底的に解説します。
メイクにおけるハイライトとは?その役割と驚きの効果

メイクにおけるハイライトとは、顔の特定の高い部分に「光」を集めることで、視覚的な錯覚を利用して立体感やメリハリを生み出すテクニックおよびアイテムのことです。ファンデーションだけで仕上げたベースメイクは、どうしても顔全体が均一にフラットになり、のっぺりとした印象になりがちです。そこにハイライトの光のヴェールを重ねることで、顔の骨格が引き立ち、彫りの深い美しい顔立ちを演出することができます。
また、ハイライトがもたらす最大の効果は立体感だけではありません。光の反射によって、気になる毛穴の影や目の下のクマ、肌のくすみを光で飛ばし、まるで睡眠をたっぷり取ったかのようなみずみずしい「ツヤ肌」を長時間キープしてくれます。年齢を問わず、肌にヘルシーな生気と上品な透明感を宿すための必須ステップとして、プロのメイクアップアーティストからも絶大な信頼を得ています。
ハイライトの種類とそれぞれの特徴・選び方
ハイライトにはさまざまなテクスチャーが存在し、肌質や求める仕上がりによって適したアイテムが異なります。それぞれの特徴を正しく理解し、自分の肌に最も合うものを選ぶことが美肌への近道です。
| 種類 | テクスチャー・質感 | おすすめの肌質・特徴 | 適した仕上がり |
|---|---|---|---|
| パウダーハイライト | サラッとした粉末状 | 脂性肌〜混合肌、初心者 | ふんわりとした輝き、テカりにくい |
| リキッドハイライト | みずみずしい液状 | 乾燥肌〜普通肌、ツヤ肌重視 | 内側から滲み出るような濡れツヤ感 |
| スティック/クリームハイライト | 密着度の高い油性・半固形 | しっかりとしたツヤが欲しい方 | 高発光、立体感をピンポイントで強調 |
特に近年人気を集めているのが、スキンケアの延長のように肌へ溶け込むリキッドハイライトや、手頃な価格でありながらデパコス並みのクオリティを誇るプチプラ ハイライトです。自分の肌タイプや普段のベースメイクとの相性を考慮して選ぶことで、ヨレや厚塗りを防ぐことができます。
崩れないベースメイクとハイライトの正しい順番
「ハイライトを塗るとファンデーションがヨレる」「時間が経つとギラギラしてテカって見える」という失敗の多くは、メイクを施す順番の誤りに起因しています。使用するハイライトの種類によって、ベースメイクのどの段階で取り入れるかが美しさの分かれ目となります。
基本的に、リキッドハイライトやクリームタイプを使用する場合は、リキッドファンデーションを塗り終えた直後、フェイスパウダーをはたく前のタイミングで仕込むのが鉄則です。ファンデーションの油分と密着させることで、素肌と一体化したような自然な艶めきが生まれます。その後、全体を軽く抑えるフェイスパウダーを重ねることで、上品な光のニュアンスだけを残すことができます。
一方で、パウダーハイライトはベースメイクのすべての仕上げ、つまりフェイスパウダーを乗せたあとの一番最後に使用します。サラサラとした肌の上にふんわりと乗せることで、ヨレることなくきれいに発色し、狙った位置にピンポイントで光を集めることが可能です。
プロが教える!鼻筋・Cゾーンの正しい入れ方とコツ
ハイライトの効果を最大限に引き出すためには、光を集めるべき「正しい位置」に的確に乗せることが極めて重要です。顔の構造に合わせて、以下の代表的なゾーンにアプローチしていきましょう。
まずは、顔の中心に縦のラインを通す鼻筋 ハイライトです。鼻の付け根(目頭の横あたり)から鼻先にかけて、細くまっすぐスッと入れることで、鼻が高く見え、顔全体が引き締まったシャープな印象に仕上がります。このとき、鼻の真ん中までべったりと塗ってしまうと不自然にテカって見えるため、眉間から鼻先までを一本の細い光の線で繋ぐイメージを持つことが大切です。
続いて、顔の横の立体感を司るCゾーン ハイライトです。眉尻の上からこめかみ、そして黒目の上の頬骨を通って目尻の下へと、アルファベットの「C」を描くようにふんわりと乗せます。このゾーンに光が当たると、目の周りのくすみが払拭されるだけでなく、表情が動くたびに上品なツヤがチラ見えし、一気に洗練された大人の表情へと昇華されます。
初心者でも失敗しない!おすすめコスメの選び方と活用術
「何を選べばいいかわからない」「派手になりすぎてお蔵入りしてしまった」というメイク初心者の方こそ、自分の肌色やライフスタイルに寄り添ったアイテム選びが大切です。過度にギラギラとした大粒ラメが入ったものは日常使いしにくいため、微細なパールや繊細な偏光パールが配合されたものを選ぶのが無難です。
肌の血色感が気になる方はピンクやローズ系のハイライトを、黄ぐすみを飛ばして透明感を演出したい方はラベンダーやブルー系のカラーを選ぶと、肌馴染みが良く失敗がありません。また、近年はドラッグストアやバラエティショップで手に入る優秀なプチプラコスメが多数展開されており、テクスチャーや色味を気軽に試すことができます。
最初はブラシや指の腹にほんの少しだけ取り、手の甲で余分な粉や液を落としてから、少しずつトントンと重ねるように乗せていくのがコツです。一度にたくさん塗ろうとせず、「足りないかな?」と感じる程度で留めておくことが、洗練されたプロっぽい仕上がりへの近道となります。
【ハイライトとはメイク】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハイライトを塗ると毛穴が目立ってしまうのですが、どうすればいいですか?
A1:毛穴の開きや凹凸が気になる部分(小鼻の横や頬の中心)にハイライトを直接乗せると、光の反射でかえって毛穴の影が強調されてしまいます。毛穴が気になるエリアは避けて、鼻筋の上側やCゾーン、あご先など、肌がなめらかな高い部分を中心に塗るのがポイントです。
Q2:リキッドハイライトとパウダーハイライトは、どちらが初心者に向いていますか?
A2:テクニック要らずで失敗しにくいのは「パウダーハイライト」です。もし厚塗り感やヨレを気にせず自然な濡れツヤを作りたい場合は、ファンデーションに数滴混ぜて使うこともできる「リキッドハイライト」が重宝します。
Q3:マスクにつかないようにハイライトを綺麗にキープする方法はありますか?
A3:マスクの摩擦を受けやすい頬骨の高い位置や鼻先には、密着度の高いクリームやリキッドを仕込んだ上から、崩れ防止用のフィックスミストを軽く吹きかけ、仕上げにパウダータイプのハイライトを重ねる「サンドイッチ塗り」を試すと、長時間ヨレにくくなります。
メイクにおけるハイライトは、単に顔を明るく見せるだけでなく、骨格を美しく引き立て、大人の洗練された透明感を演出するための最強の味方です。リキッドやパウダーといった種類の特徴を理解し、鼻筋やCゾーンへの正しい入れ方、そしてベースメイクの順番を守ることで、誰でも簡単にワンランク上の仕上がりを手に入れることができます。
2026年のトレンドである「素肌感と上品な光の共存」を意識しながら、自分の肌質や好みにぴったりのハイライトを見つけて、毎日のメイクアップをより一層楽しんでみてください。