2023年2月(日本時間)、音楽界の最高峰である第65回グラミー賞が開催され、世界的なスーパースターグループであるBTS(防弾少年団)が樹立した歴史的快挙が大きな注目を集めました。韓国アーティストとして、そしてアジア圏の音楽グループとして前人未踏の領域を切り拓き続けてきた彼らは、この年、複数の部門でノミネートを果たしました。BIGHIT MUSIC所属の7人が世界中のARMY(ファン)とともに歩んだ軌跡、そして授賞式をめぐる最新動向とノミネートの真相に迫ります。
BTSがグラミー賞2023で果たした歴史的快挙と3年連続ノミネートの軌跡

BTSは、第63回、第64回、そして第65回と、主要な音楽賞であるグラミー賞において3年連続でノミネートされるという快挙を成し遂げました。初ノミネートとなった第63回では、ヒット曲「Dynamite」で韓国歌手として初めて単独パフォーマンスを披露し、続く第64回でも「Butter」で同部門にノミネートされるなど、着実に米音楽界の主流へと食い込んでいきました。
そして迎えた2023年の第65回グラミー賞では、グループ史上初となる複数部門(計2部門)でのノミネートという大記録を打ち立てました。言語や文化の壁を越え、グローバルな音楽市場のセンターで圧倒的なプレゼンスを示し続けた結果であり、BIGHIT MUSICの綿密なプロデュース戦略とメンバー個々のアーティストとしての才能が世界最高峰の舞台で認められた証左となりました。
ノミネートされた2部門の真相と候補曲の全貌
第65回グラミー賞においてBTSがノミネートされたのは、世界的なロックバンドであるコールドプレイとのコラボレーション楽曲、そして彼ら自身の音楽的ルーツと未来を繋ぐアンソロジーアルバムからの楽曲でした。それぞれの選出背景と楽曲が持つ意味合いは以下の通りです。
| ノミネート部門 | 対象楽曲・アーティスト | 概要と音楽的意義 |
|---|---|---|
| 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス | 「My Universe」コールドプレイ&BTS | 世界的バンドと韓国グループの国境を超えたコラボ。米ビルボードHOT100で1位を獲得するなど世界的ヒットを記録。 |
| 最優秀ミュージック・ビデオ | 「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」BTS | これまでの軌跡をオマージュした映像美とメッセージ性が高く評価され、韓国語曲として同部門初のノミネート快挙。 |
特に「Yet To Come」が最優秀ミュージック・ビデオ部門に選出されたことは、韓国語の楽曲・映像作品がグラミー賞の主要ジャンルで正当に評価された歴史的な出来事でした。言語の壁を理由にメインストリームから除外されがちだった非英語圏のアーティストにとって、大きな扉を開く契機となりました。
受賞結果の行方と授賞式における現地のエピソード
世界中のARMYが固唾を飲んで見守った受賞結果ですが、惜しくも各部門での受賞は叶いませんでした。受賞こそ逃したものの、現地メディアや音楽評論家の間では、主要音楽賞の投票メンバーの間でBTSの存在感が完全に定着したことが高く評価されました。
メンバー自身はこの時期、兵役に関する義務の履行や個々のソロ活動への移行期を迎えており、授賞式への現地参加は見送られましたが、J-HOPEをはじめとするメンバーたちはソロアルバムのリリースや音楽活動を通じて世界中にメッセージを発信し続けました。授賞式不在でありながらも、SNSやメディアを通じてARMYとの強い絆が示され、世界中のトレンドを席巻しました。
ARMY必見:グラミー賞挑戦がBTSとK-POP市場に残した莫大なレガシー
グラミー賞という極めて保守的と言われる米音楽業界の牙城において、BTSが3年にわたりノミネートされ続けた事実は、世界の音楽産業の構造に大きな変化をもたらしました。英語圏の楽曲が優遇されがちだった歴史の中で、韓国語の楽曲がノミネートされたことは、グローバル音楽市場における「多様性と包摂性」の象徴となりました。
また、この挑戦は後続のK-POPアーティストたちにとっても大きな道標となり、アジアの音楽が世界標準のエンターテインメントとして通用することを証明しました。メンバー個人のソロ活動(RMの『Indigo』やJ-HOPE、ジミン、ジョングクらの活躍)へとバトンが渡された現在も、グラミー賞の舞台で培った信頼と実績は、彼らのキャリアにおいて揺るぎない財産となっています。
【bts グラミー賞 2023】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:BTSはグラミー賞2023で何部門にノミネートされましたか?
A1:コールドプレイとのコラボ曲「My Universe」での「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門と、楽曲「Yet To Come」での「最優秀ミュージック・ビデオ」部門の合計2部門にノミネートされました。
Q2:2023年のグラミー賞でBTSは受賞を果たしましたか?
A2:残念ながら各部門での受賞は逃しましたが、3年連続でのノミネートという韓国アーティスト初の歴史的快挙を達成しました。
Q3:授賞式にメンバーは出席したのですか?
A3:兵役の準備期間や個別のスケジュール、ソロ活動の本格化に伴い、当日の授賞式への現地参加は見送られましたが、世界中のファンとオンライン等で繋がり大きな話題となりました。
第65回グラミー賞におけるBTSの挑戦は、単なる一つの音楽賞の勝敗にとどまらず、世界の音楽史におけるパラダイムシフトの象徴となりました。言語や人種の壁を軽々と超え、純粋な音楽のクオリティとファンとの絆で最高峰の舞台に立ち続けた実績は色褪せることがありません。メンバーそれぞれが兵役を経てソロ活動やグループとしての再始動に向かう中、彼らが世界に刻んだ足跡は、これからの音楽業界のスタンダードを形作る大きな原動力であり続けます。
Sources:
1. BTSのグラミー賞2023結果と受賞を逃した理由|3部門の真相と現在 —
2. 【随時更新】2023年グラミー賞受賞結果を速報でお届け! - ELLE —
3. BTSが第65回グラミー賞にノミネート!3年連続、今年は2部門に —
4. BTS(防弾少年団)「グラミー賞」に3年連続ノミネート!2023年2 —