飲み会が盛り上がり、「そろそろ二件目に行こうか」となったとき、幹事や仕切り役が最も頭を悩ませるのがお店選びです。一件目でしっかり料理を堪能したあとだからこそ、二件目は「もう少しお酒を楽しみたい」「ワイワイ盛り上がりたい」「しっとり語り合いたい」など、参加者のニーズが多様化します。
本記事では、二件目の店選びで失敗しないための探し方から、予算や目的に合わせたスマートなハシゴ酒のコツ、テレビ番組の裏話まで、二件目を最高に楽しむためのリアルな情報を解説します。
二件目の店選びで迷う理由と、失敗しないための基本方針

楽しい一件目が終わり、いざ二件目を探そうとした途端に「どこも満席で入れない」「お腹はいっぱいなのに軽くつまめるものがない」「みんなの意見がまとまらない」といったトラブルに直面した経験はないでしょうか。二件目は一件目とは異なり、時間も深夜に差し掛かり、選択肢が限られてくるのが最大の難所です。
失敗しないための基本方針として重要なのは、一件目の会計時や店を出る直前に、参加者全員の「今の状態」をヒアリングすることです。「まだしっかり飲み足りないのか」「甘いものやさっぱりしたツマミが欲しいのか」「静かに座って話したいのか」を把握するだけで、店選びの精度は劇的に向上します。また、金曜や土曜の夜などは、事前のリサーチなしで飛び込み営業を探すのは至難の業です。
目的別・二件目の定番スポットとそれぞれのメリット・デメリット
二件目として選ばれることが多い代表的なスポットには、深夜営業の居酒屋、バー、カラオケなどがあります。それぞれの特徴を理解し、その場の雰囲気に最適な場所を選ぶことがハシゴ酒成功の鍵となります。
| スポットの種類 | 主な特徴・メリット | 向いているシチュエーション・注意点 |
|---|---|---|
| 深夜営業の居酒屋 | メニューが豊富で、お腹の空き具合に関わらず対応可能。大人数でも入りやすい。 | まだ飲み足りない、しっかり腰を据えて語り合いたい時。深夜料金や混雑に注意。 |
| バー(Bar) | 落ち着いた雰囲気で、本格的なお酒やカクテルをしっとりと楽しめる。 | 少人数で大人な時間を過ごしたい時。大人数での来店や騒ぐ目的には不向き。 |
| カラオケ | 時間を気にせず盛り上がることができ、個室なのでプライベート感がある。 | 歌って発散したい、テンションをさらに上げたい時に最適。終電逃し対策にも。 |
このように、それぞれの業態には明確な強みと弱みがあります。参加メンバーの構成や男女比、お酒の強さに合わせて柔軟にチョイスしましょう。
『二軒目どうする?』に学ぶ!大人のハシゴ酒とツマミのハナシ
テレビ東京で放送されている深夜の飲み歩きトークバラエティ『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』は、2017年4月の放送開始以来、多くの酒好きから支持を集めている人気番組です。同番組は、松岡昌宏さんとゲストが街の魅力的な居酒屋をめぐり、美味しいお酒とツマミを味わいながら本音でトークを繰り広げるスタイルが特徴です。
番組が長年愛され続けている理由は、単に飲食店を紹介するだけでなく、「お酒と美味しいツマミがある空間が生み出すリラックスしたコミュニケーションの妙」を描いている点にあります。二件目という少しリラックスした時間帯だからこそ引き出せる本音や、意外なツマミの組み合わせの発見は、私たちのリアルな飲み会にも大いに通じるものがあります。
盛り上がる居酒屋の探し方とスマートなハシゴ酒のコツ
二件目でスムーズに入店し、さらにその場を盛り上げるためには、いくつかの実践的なコツがあります。最初に、一件目の店を出る前に、スマホのグルメアプリ等で「深夜営業」「当日予約可能」「駅から近い」条件に絞って2、3店舗候補をピックアップしておくことが重要です。
また、二件目のツマミ選びにもコツがあります。一件目で脂っこい肉料理や揚げ物を中心に食べたのであれば、二件目は「お漬物」「冷やしトマト」「乾きもの」「フルーツ」といった、さっぱりしていてカロリーを抑えたツマミを選ぶのが、翌日の体調管理の面でも賢明です。お酒の種類も、ビールからハイボールや焼酎のソーダ割り、あるいはワインへと切り替えることで、胃もたれを防ぎながら心地よい酔いを維持できます。
飲み会二件目の予算相場とスマートな会計テクニック
二件目における予算の把握は、幹事の腕の見せ所です。一件目ですでにそれなりの金額を支払っているため、二件目では「一人あたり1,500円〜3,000円程度」に収めるのが理想的とされています。
スマートな会計を行うためには、入店時に「サクッと飲んで一人2,000円くらいにしましょう」と店員と共通認識を持つか、あるいはアラカルトで注文する際にメンバー内で「お酒は一杯、ツマミはシェアできるものを2品程度」とあらかじめルールを共有しておくと安心です。割り勘の際にも、お酒をほとんど飲まなかった人や途中で帰った人に配慮した金額設定にすることで、最後まで全員が気持ちよく解散することができます。
【二件目】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:金曜や土曜の夜、予約なしで二件目に入店するコツはありますか?
A1:大通りに面した大型店舗やチェーン店よりも、少し路地に入った個人経営の小料理屋や、回転の早い立ち飲み居酒屋を狙うのが効果的です。また、電話で「今から2名、30分ほど席が空くか」をピンポイントで確認すると、スムーズに案内されやすくなります。
Q2:二件目で注文すべき、おすすめのハズさないツマミは何ですか?
A2:枝豆、冷やしトマト、チャンジャ、エイヒレなどの乾きものやスピードメニューが鉄板です。調理時間が短く、お酒の味を邪魔しないため、会話を途切れさせずに場を繋ぐことができます。
Q3:二件目で盛り下がる原因と、それを防ぐ対策はありますか?
A3:すでに疲れが出始めている人や帰りの時間を気にする人が増えることが主な原因です。席に座る前に「あと1時間だけ楽しく飲んでサクッと帰りましょう」とタイムリミットを共有しておくと、ダラダラ感を防ぎ、集中して盛り上がることができます。
飲み会のクオリティを左右する二件目は、事前のちょっとしたリサーチと、参加者のコンディションへの気配りによって大きく満足度が変わります。定番の居酒屋からバー、カラオケまで、目的に応じた選択肢を持ち、スマートな予算管理とツマミ選びを心がけることで、ハシゴ酒の時間は何倍も楽しいものになります。
次回の飲み会では、今回紹介したコツやテレビ番組の雰囲気を参考に、最高の一夜を締めくくるスマートな二件目を演出してみてください。